私の会社は借り上げ社宅制度というものがあり、それは非常にありがたい制度でした。自分の住みたいマンションの家賃を上限の範囲内で8割以上負担してくれるので、みよし市でリフォームした内装と外装、間取りなどが一番気持ちいい物件を選べました。
しかし、年齢制限等物があって、ある年齢以上になると、社宅に入らないとならなくなります。この社宅が40年前に建てられた、まさにザ・公団住宅!という代物で、それで住んでいた借り上げのマンションに比べると雲泥の差です。
それで、その社宅入居の順番が回ってくるのを機会に、みんな自分でマンションを買うというパターンが出来上がっているのですが、私の場合もそうでした。
ただ、その順番が回ってくる直前が、長期海外出張などが重なって非常に忙しく、マンションを探すことができませんでした。しかし順番はすぐそこです。
それで焦って、その日曜日に広告が入っていたマンションを物件も見ずに(小さな不動産会社の建築でマンションギャラリーなどありませんでした)、間取りと階数と立地だけで即決してしまいました。
それが間違いで、入居したところ、上下階の床厚が薄くて、防音効果がほとんどなく、生活音が丸聞こえの状態でした。
最初のうちは我慢していましたが、それも限界になり、お互いに(先方もうるさかったようです)文句を言い合うことになり、結局それに耐えきれず、3年でそのマンションを売却することになってしまいました。
売却損も出ましたし、本当高い勉強代となりました。